新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は15日、県所管域で綾瀬市の70代の男性1人が死亡したほか、新たに10歳未満~80代の男女38人の感染が確認されたと発表した。亡くなった70代の男性は、11月20日に陽性が判明した。
感染者38人のうち、中等症が4人で、ほかは軽症か無症状。21人が感染経路不明という。
年代別では、20代が9人、40代が6人、50代が5人、10代、30代、60代が各4人、70代が3人、80代が2人、10歳未満が1人。
大和市の70代の男性は、市内の接待を伴う飲食店の客。この店に関わる感染者は計5人となり、県はクラスター(感染者集団)が発生したとしている。
座間市の50代の女性は、厚木児童相談所(厚木市)の職員。職場内に濃厚接触者はおらず、児相の業務は継続する。
また、県教育委員会は、県外在住で県立相模原弥栄高校の30代の女性教員の感染を発表した。教職員や生徒に濃厚接触者はいないという。