長崎県内の飼養農場144戸 きょうから緊急消毒 国の要請受け

 西日本各地の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザの発生が相次いでいることを受け、長崎県は15日、県内全ての家禽(かきん)飼養農場計144戸を対象に、16日から25日にかけ緊急消毒を実施すると発表した。
 家畜伝染病予防法に基づく処置。前回は県単独での実施で、100羽以上(ダチョウは10羽以上)の農場が対象だったが、今回は国が9日付で全国一斉の実施を要請したため、県内全ての飼養農場が対象となった。消毒用の消石灰は県内6カ所の家畜保健衛生所が16~21日に配布する。

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