長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館（海きらら）は14日、館内の大水槽にマイワシ約5000匹を新たに搬入。計約7000匹となった群れが迫力のある泳ぎを見せている。
マイワシは屋根がない九十九島湾大水槽で飼育・展示している。身を守るため群れで泳いでいるが、同じ水槽にいるアオヤガラや、野鳥のアオサギなどに捕食され次第に数が減少。このため同館は年2回、数千匹を搬入している。
この日は、活魚輸送の11トントラックから専用の袋に移し、クレーンでつり上げて水槽に入れた。クラゲ・魚類課の鶴留司さん（23）は「数が多くなったから見ることができる、さまざまな形の群れを、楽しんでほしい」と笑顔で話した。
