国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が全国の中学生から募集した「税についての作文」コンクールで、長崎県諫早市東小路町の県立諫早高付属中3年の中島夕佳さん(15)が全国納税貯蓄組合連合会会長賞に輝いた。
同校からは日本税理士会連合会会長賞に松尾若葉さん(15)、全国納税貯蓄組合連合会優秀賞に堀江悠花さん(15)も選ばれた。
コンクールは税を考える週間(11月11~17日)にちなみ毎年実施しており、今年は全国から30万点以上、県内から約9千点の応募があった。同校で表彰式があり、諫早税務署管内納税貯蓄組合連合会の北御門孝廣会長が入賞者に表彰状を手渡した。
中島さんは作文で、幼少期に壱岐市に住んだ経験があり、離島のPR動画を見たことをきっかけに、活性化のため税金が使われていることを学んだと説明。税金には投資の性格もあると考え、これまで自分を支えてくれた、会ったことがない人への恩返しにもなるため、誇りを持って納税したいとつづった。取材に対し「受賞はとても驚いた。壱岐の人も喜んでくれるとうれしい」と笑顔で話した。
全国納税貯蓄組合連合会会長賞 中島さん(諫早高付属中3年)輝く 「税についての作文」
- Published
- 2020/12/16 13:45 (JST)
- Updated
- 2020/12/17 12:01 (JST)
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