今夏トッテナムを退団したヴェルトンゲン…9ヶ月間、脳震盪の後遺症に苦しんでいたと告白「医師に止められていたけど…」

ベンフィカのベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンは、9ヵ月間脳震盪の後遺症を抱えてプレーしていた時期があったと明かしている。

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ヴェルトンゲンは2019年に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグのアヤックス戦で、チームメイトのトビー・アルデルワイレルドと頭部同士が衝突。チェック後ピッチに戻ったヴェルトンゲンだったが、症状がひどいと判断しベンチに交代のサインを出した。その後ヴェルトンゲンはトッテナムと契約延長に至らず、今夏ベンフィカに移籍。ベルギーメディア『Sporza』の取材に応じたヴェルトンゲンは、頭部の負傷の影響でチームの居場所を失ったと語った。

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「多くの人は知らないだろうけど、アヤックス戦の頭のケガは本当に長い間僕に影響を与えた。先日ヒメネスの頭部骨折があったけど、僕の場合は鼻で医師にはやってはいけないと言われたけどプレーし続けていた。結局その頭のケガで8~9ヵ月苦しんだと思う。それが上手くいかなかった理由だ。だけどそれは僕が選んだ事で誰かを批判したいわけじゃない。契約が残り1年でアピールしなければならなかったからプレーしたけど、最低だったと思う」。

ヴェルトンゲンが脳震盪を抱えてプレーしていた事が発覚※写真 Soccrates Images

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