明治安田J2第41節(16日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=11試合)3位V・ファーレン長崎は甲府と1-1で引き分けた。通算成績は22勝11分け8敗(勝ち点77)。徳島、福岡がともに勝って2位以内を確保し、来季のJ1昇格が決定。V長崎の3年ぶりのJ1復帰はならなかった。
V長崎は前半開始からボールを保持し、押し気味に試合を進めた。24分にカイオセザールが強烈なミドルシュートを決めて先制したが、後半22分にミスからCKを与え、これを頭で合わされて追いつかれた。39分、ペナルティーエリア中央で放った毎熊のシュートは惜しくも枠外。その後も懸命に粘ったが、勝ち越しゴールは生まれなかった。
首位徳島は大宮を1-0で下して勝ち点84、2位福岡も愛媛に2-0で快勝して同81とした。徳島は2014年、福岡は2016年以来のJ1復帰となる。
最終節は20日、各地で11試合が行われ、V長崎は午後2時から、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で17位金沢と対戦する。