【NPBアワード】MVPの記者投票内訳は? 菅野も柳田も圧倒的、2位は巨人岡本と鷹千賀

巨人・岡本和真(左)と菅野智之【写真提供:読売巨人軍】

柳田は2015年以来、菅野は2014年以来、それぞれ2度目のMVP

日本野球機構(NPB)は17日、都内で「NPBアワード2020 supported by リポビタンD」を開催した。各賞の受賞者が発表され、今季最も活躍した選手に贈られる最優秀選手(MVP)にはセ・リーグは巨人の菅野智之投手、パ・リーグは4年連続日本一となったソフトバンクの柳田悠岐外野手が選ばれた。

MVPは新聞社、通信社、放送局のプロ野球記者で取材歴5年以上のキャリアを持つ者に投票資格が与えられ、1位、2位、3位に相応しいと思う選手に票を投じる。1位は5点、2位は3点、3位には1点が与えられ、合計点数の最も高い選手がMVPとなる。

では、菅野と柳田が選ばれたMVPの記者投票の内訳を探ってみよう。

セ・リーグは投票総数が313票。菅野が1位票が261票、2位票が43票、3位票が4票入り、1438点を獲得。1位票が30票、2位票が195票、3位票が51票で786点を得たチームメートの岡本和真内野手に倍近い点差をつけて最優秀選手に選出された。菅野、岡本の他、中日の大野雄大投手に17票、巨人の坂本勇人内野手に4票、広島の鈴木誠也外野手に1票の1位票が投じられた。

パ・リーグの投票総数は277票。柳田は1位票が194票、2位票が54票、3位票が15票となり、1147点を獲得して最優秀選手となった。2位に入ったのはソフトバンクの千賀滉大投手で1位票が50票、2位票が84票、3位表が40票で542点となった。3位はリバン・モイネロ投手、4位は森唯斗投手とソフトバンク勢が上位を占めた。

パ・リーグで1位票が投じられたのは柳田、千賀のほか、モイネロが21票、ソフトバンクの周東佑京内野手が3票、楽天の浅村栄斗内野手とオリックスの山本由伸投手が2票、森、オリックスの吉田正尚外野手、楽天の涌井秀章投手、ソフトバンクの栗原陵矢捕手、松田宣浩内野手がそれぞれ1票ずつとなった。(Full-Count編集部)

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