「仕事来なくていい」 部下2人に暴言繰り返した消防署副署長を減給処分 神奈川・綾瀬

綾瀬市役所

 神奈川県綾瀬市は17日、部下2人にパワーハラスメント行為をしたとして消防本部消防署の男性副署長(58)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。副署長は退職願を提出し、受理された。

 市によると、副署長は今年6~9月に、消防車両の運転手を養成するための訓練中に、参加した30代と20代の男性署員が操作ミスなどをした際「(この仕事に)向いていない」「仕事に来なくていい」などの暴言をそれぞれ数回にわたり浴びせた、としている。

 同僚が署長に報告して発覚した。副署長は「指導の延長線上だった」とパワハラ行為があったことを認めたという。

 市は監督責任で署長(60)も17日に戒告の懲戒処分とした。

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