12月17日、アジアン・ル・マン・シリーズは2021年2月4〜6日、18〜20日にアブダビのヤス・マリーナで開催される2021年シリーズのエントリーリストを発表した。例年を大きく上回る3クラス合計36台が名を連ねることになった。
各クラスのチャンピオンがル・マン24時間のエントリー枠を獲得できることから、人気を集めるアジアン・ル・マン・シリーズ。ただ2021年に向けては、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりアジア内の移動が制限されることから、2021年2月に間に1週間を挟んだ2週末を使い、ヤス・マリーナで全4戦を集中的に開催するカレンダーに改められた。
そんな2021年のアジアン・ル・マンには、LMP2が7台、LMP3が10台、そしてGT3カーで争われるGTクラスは19台ものエントリーを集めることになった。
今季のエントリーを見ると、長年アジアン・ル・マンに挑戦してきたチームもいるほか、各クラスともヨーロッパからのエントリーを多数集めた。アブダビでの開催となること、集中開催が人気の理由と考えられる。特にGTクラスは、ヨーロッパの強豪GTチームが多数集まることになった。
そんななか、唯一の日本チームとして参戦するのがアストンマーティン・バンテージAMR GT3で挑むD’station Racing。星野敏/藤井誠暢/トム・ギャンブルのトリオで、ヨーロッパ、アジアのトップチームとの戦いに挑むことになる。
2021 アジアン・ル・マン・シリーズ エントリーリスト
No. Class Am Team Nat. Car
5 LMP2
フェニックス・レーシング GER オレカ07
11 LMP2 AM ユーロインターナショナル – OJETS USA リジェ JS P217
18 LMP2
ERAモータースポーツ GBR オレカ07
25 LMP2
G-ドライブ・レーシング RUS アウルス01
26 LMP2
G-ドライブ・レーシング RUS アウルス01
38 LMP2
JOTA GBR オレカ07
64 LMP2
レーシングチーム・インディア IND オレカ07
2 LMP3
ユナイテッド・オートスポーツ GBR リジェ JS P320
3 LMP3
ユナイテッド・オートスポーツ GBR リジェ JS P320
4 LMP3
フェニックス・レーシング GER リジェ JS P320
8 LMP3
ニールセン・レーシング GBR リジェ JS P320
9 LMP3
ニールセン・レーシング GBR リジェ JS P320
15 LMP3
RLR Mスポーツ GBR リジェ JS P320
23 LMP3
ユナイテッド・オートスポーツ GBR リジェ JS P320
33 LMP3
CDスポーツ ESP リジェ JS P320
44 LMP3
ARCブラティスラバ SVK ジネッタLMP3
TBC LMP3
DKRエンジニアリング LUX デュケイン08
1 GT
ハブオート・レーシング TPE TBC
7 GT AM インセプション・レーシング・ウィズ・オプティマム GBR マクラーレン720S GT3
12 GT
GPXレーシング UAE ポルシェ911 GT3 R
34 GT
ワーケンホルスト・モータースポーツ GER BMW M6 GT3
35 GT
ワーケンホルスト・モータースポーツ GER BMW M6 GT3
51 GT
AFコルセ ITA フェラーリ488 GT3
54 GT
AFコルセ ITA フェラーリ488 GT3
55 GT
リナルディ・レーシング GER フェラーリ488 GT3
60 GT
フォーミュラ・レーシング DEN フェラーリ488 GT3
66 GT AM リナルディ・レーシング GER フェラーリ488 GT3
77 GT
Dステーション・レーシング JPN アストンマーティン・バンテージAMR GT3
91 GT AM アブソリュート・レーシング CHN TBC
92 GT
アブソリュート・レーシング CHN TBC
93 GT
プレコート・ヘルベルス・モータースポーツ GER ポルシェ911 GT3 R
95 GT
TFスポーツ GBR アストンマーティン・バンテージAMR GT3
97 GT
オマーン・レーシング・ウィズTF GBR アストンマーティン・バンテージAMR GT3
99 GT
プレコート・ヘルベルス・モータースポーツ GER ポルシェ911 GT3 R
TBC GT
ガレージ59 GBR アストンマーティン・バンテージAMR GT3
TBC GT
ガレージ59 GBR アストンマーティン・バンテージAMR GT3