長崎ヴェルカ支援を Bリーグ島田チェアマン 知事に要望

中村知事と長崎ヴェルカの今後の期待について話す島田チェアマン=県庁

 バスケットボール男子、Bリーグの島田慎二チェアマンが17日、Bリーグ3部(B3)参入を目指す地元のプロクラブ「長崎ヴェルカ」の岩下英樹社長らと県庁を訪れ、中村法道知事に支援を要望した。
 島田氏は長崎ヴェルカの経験豊富な首脳陣や、母体のジャパネットホールディングスが2024年の開業を目指して長崎市で計画を進めている長崎スタジアムシティに着目。「これだけ大きな規模でリーグ入りするクラブはどこにもない。将来日本一も狙える」と評価した上で、中村知事に「地域経済への貢献も期待できる。ぜひともサポートいただきたい」と求めた。
 これに応え、中村知事は「地域全体で支えていかないといけない。県民のチームという思いで、しっかりとサポートしたい」と述べた。
 島田氏はクラブ視察のため、前日から長崎入りし、岩下社長らと意見交換した。長崎ヴェルカは10月30日に設立。B3の21~22年シーズン参入に向けて2次審査中で、来年5月までに最終結果が発表される予定。

 


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