木村拓哉、宮城県警察学校で密着取材を敢行

木村拓哉が、フジテレビ系で12月20日放送の「Mr.サンデーSP 実録・ドラマ『教場』警察学校の真実」(午後9:20)にゲストとして生出演。同系で2021年1月3・4日に放送される2夜連続のスペシャルドラマ「教場Ⅱ」(午後9:00)で、神奈川県警警察学校が誇る冷徹で“最恐”の教官・風間公親を演じる木村が、実際に宮城県警察学校を訪れた際の模様と、番組が学生たちに3カ月間密着取材した内容をVTRで届ける。

宮城県警察学校は、東北地方最大の規模を誇る警察学校。警察官の採用試験に合格した学生たちが、寮で同期と寝食を共にし、一人前の警察官を目指している。「教場Ⅱ」の劇中でも使用された眼鏡をかけ、「リアルな教場がこの眼鏡越しにどのように映るのか、すごく楽しみ」と語る木村は、教官の案内の下、本当の“教場”に足を踏み入れる。「今日1日こちらにお邪魔することになりました」とあいさつし、「(担任の)小山教官は皆さんにとってどんな教官?」と学生たちに問いかける。

この日は、校内にある交番を模した建物で、届けられた落とし物の処理法を学ぶ授業が行われていた。学生が落とし物の拾い主役と警察官役に分かれて行うロールプレーイング形式の授業だが、木村は「自分が一般人役をやりましょうか?」と自ら提案し、授業に参加。教官役の血が騒いだのか、警察官役の学生へ鋭い質問をする場面も。授業を終えると「一般人役も大変ですね」と振り返った。

また、木村はドラマでも描かれた“集団走”を見学。集団警備力を鍛えるため、ジュラルミン製の重さ約5kgもある盾を持ちながら走るという過酷な訓練を受ける学生を目の当たりにし、木村は「これはきついぜ」と舌を巻く。そして集団走を終えた学生に話を聞き、「これが今使っていた盾ですか?」と実際に盾を持ってみるが「これ5kgじゃすまないですよ」と驚く。

そのほか、鑑識作業の体験や食事の時間を通して学生たちと交流した木村は「なんで警察官になりたいと思ったの?」と問いかける場面も。そこからは、それぞれの思いを抱いて警察官を目指す学生たちの本音も垣間見える。

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