リンゴ・スター、新作EPからポールやジョー・ウォルシュが参加した先行曲のMV公開

Photo: Courtesy of UMe/YouTube

リンゴ・スター(Ringo Starr)が2021年3月19日に発売する新作EP『Zoom In』から先行シングル「Here’s to the Nights」のミュージック・ビデオを公開した。

このビデオには、ザ・ビートルズのバンドメイトであるポール・マッカートニー、長年のコラボレーターであるジョー・ウォルシュを筆頭に、フィニアス。シェリル・クロウ、クリス・ステイプルトン、レニー・クラヴィッツ、ベン・ハーパー、デイヴ・グロール、ジェニー・ルイス。コリーヌ・ベイリー・レイ、エリック・バートン、ヨーラらが参加している。

「Here’s to the Nights」は名ソングライター、ダイアン・ウォーレンが作曲し、TOTOのスティーブ・ルカサー(ギター)、ハートブレイカーズのベンモント・テンチ(ピアノ)、ブルース・シュガー(シンセギター)、ネイサン・イースト(ベース)、チャーリー・ビシャラット(ヴァイオリン)、ジェイコブ・ブラウン(チェロ)といった有名なミュージシャンたちが演奏を担当している。

2021年3月21日に発売されるEP『Zoom In』は、ロックダウン中にリンゴの自宅スタジオでリモート録音されたもので、Jeff Zobarをはじめとする様々なソングライターやプロデューサーとのコラボレーションが実現。収録曲「Zoom In, Zoom Out」には、ザ・ドアーズのロビー・クリーガーがギターで参加している。

他にも、ケイティ・ペリーやウィーザーを手掛けるプロデューサーのサム・ホランダーが作詞・プロデュースした「Teach Me To Tango」や、リンゴがレゲエのパイオニアであるトニー・チンとエンジニアのブルース・シュガーと共同で書いた「Waiting for the Tide to Turn」などが収録され、リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドの長年のメンバーであるスティーブ・ルカサーとTOTOのバンドメイトであるジョセフ・ウィリアムスが書いた「Not Enough Love In the World」がこのEPを締めくくっている。

また、リンゴは12月18日に自身のSNSでファンへの年末のメッセージと『Zoom In』の舞台裏の映像を公開し、その中で彼は、「ツアーで出会うはずだったみんなと会えなくて寂しかったんだと言いたかったんだ」と語っている。

プレスリリースの中で、リンゴは2020年内に先行シングル「Here’s to the Nights」をリリースすることの重要性についても下記のように語っている。

「大変だった今年を終えるにはビッタリの曲なので、新しい年に間に合うように出したかったんです。だから覚えていない夜や忘れない友達に乾杯。そして2021年も皆さんがピース&ラヴになることを祈っています」

Written By Sophie Smith

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リンゴ・スター『Zoom In』
2021年3月19日発売
日本盤のみ:解説・歌詞対訳付/SHM-CD仕様

<収録曲>
1. Zoom in, Zoom Out
2. Here’s to the Nights
3. Waiting for the Tide to Turn
4. Not Enough Love in the World
5. Teach Me to Tango

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