グルメと湘南のイルミネーション堪能して マルシェ開催へ

江の島周辺の海上から望む「湘南の宝石」のイルミネーション(実行委提供)

 藤沢産のグルメと江の島周辺のイルミネーションを海上から楽しむ「江の島フィッシャーマンズマルシェ」が24日から、藤沢市の片瀬漁港で始まる。新型コロナウイルス感染防止のため、事前予約制や食べ歩き回遊式などの新様式を導入し、湘南・藤沢の魅力を堪能してもらう。27日まで。

 同マルシェは、幅広い世代に「漁業の楽しさ、おいしさ、海への感謝」を伝えようと、江の島片瀬漁協が初めて開催する。会場では、小ぶりのサバなど未利用魚を中心とした藤沢産の魚、野菜、肉を使った地産地消フードを提供するキッチンカー15台が出店。

 目玉企画として、遊漁船によるナイトクルーズを用意。江の島周辺の特別なスポットから、江の島が二つに見える光景や開催中の光の祭典「湘南の宝石」のイルミネーションを海上から眺望してもらう。

 同マルシェ実行委員会は「海の恵みを体験し未利用魚を味わうなど、持続可能な開発目標(SDGs)やフードロスの問題を考えるきっかけにもなれば」としている。

 参加費は大人1600円、子ども800円。

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