コロナ禍の1年「すす払い」

京都・東西本願寺、新春へ準備

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西本願寺の御影堂で行われた年末恒例の「すす払い」=20日午前、京都市

 京都市下京区の東本願寺と西本願寺で20日、お堂にたまったほこりを払う年末恒例の「すす払い」があった。新型コロナウイルス感染拡大のため例年より人数を絞り、僧侶や職員らが新春を迎える準備に励んだ。

 西本願寺の御影堂では午前7時ごろから、マスク姿の約150人が両手に持った竹の棒で畳を一斉にバチバチとたたき、舞い上がったほこりを大きなうちわで外にあおぎ出していた。

 東本願寺では時間短縮のため、竹で畳をたたくのを取りやめた。午前9時すぎから約90人が、掃き掃除や雑巾がけに汗を流した。

 すす払いは、室町時代の本願寺中興の祖・蓮如のころから、500年余り続いている。