冬になるにつれて、各地で新型コロナウイルスの感染者増加の報道が増えてきました。
横浜市港北区・都筑区の感染者数の情報を、毎週配信している身としても、新型コロナウイルス感染者数の増加数が増えているという実感があるため、世界各国の新型コロナウイルス感染者数について、調査してみました。
以下の「新型コロナウイルス累積感染者数」の資料をご覧ください。
(出典)Our World in Data, “Coronavirus Pandemic (COVID-19).” を基に国会図書館が作成した資料を中谷一馬事務所にて欧米・東アジア・東南アジアに分類。
この資料は、欧米各国、東アジア各国、東南アジア各国の新型コロナウイルス累積感染者数の推移です。
資料から分かる通り、総じて欧米各国の感染者は多く、アジア圏の感染者数が少ないというのが、今回の新型コロナウイルスの特徴です。
では、感染者を抑えられているアジア圏において、日本はどうなのか。
東アジアで見てみると、日本の新型コロナウイルス感染者数は桁違いの断トツ1位。
新型コロナウイルス発生源の中国を抜いていることが分かります。
次に東南アジアも含めてみても、インドネシア、フィリピンに次いで、3位の感染者数です。
結果を見ると一目瞭然で、東アジアや東南アジア各国に比べて新型コロナウイルスを抑えきれていません。
こういった状況下にも関わらず、菅義偉政権においてGoToトラベルキャンペーンをはじめとした感染拡大を抑えることとは逆行した様々な政策が推進しました。
その結果、客観的な事実として、日本においてはGoToトラベルキャンペーンがスタートした2020年7月以降、急激に新型コロナウイルス感染者数が増加しました。
また、政府が「勝負の3週間」と位置付けた新型コロナウイルス感染の集中対策期間においても成果を出すことはできませんでした。
こうした中、立憲民主党ではコロナ緊急対策を提言し、政策転換を求めています。
●立憲民主党の新型コロナ緊急対策はこちら
https://cdp-japan.jp/news/20201120_0289
◆立憲民主党 共同会派 COVID-19~(新型コロナウイルス感染症)に対する取り組み
https://cdp-japan.jp/covid-19/activities
菅義偉政権には、コロナ緊急対策の野党の提言を真摯に受け止めていただき、感染防止と生活を守るための施策をしっかりと講じていただかなければなりません。
国民生活に寄り添ったコロナ対策を実現できるように、私たちから今後も働きかけを続けて参ります。