元横綱稀勢の里の荒磯親方が挙げた「令和2年11月場所の“この一番”」

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)は、第72代横綱・元稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観、さらに幅広く横綱の人生道を大いに語る番組。12月14日の放送では、今年の大相撲を振り返り、一番印象に残った相撲を挙げた。

荒磯親方が挙げたのが、11月場所の結びの一番と優勝決定戦。大関・貴景勝と小結・照ノ富士の対戦。本割では照ノ富士が勝って優勝決定戦に持ち込んだ。決定戦では貴景勝が勝って優勝を決めた。1年を締め括るにふさわしい熱戦で土俵を盛り上げた。

荒磯親方は、大関の責任を果たした貴景勝を褒めたうえで、照ノ富士について「序二段に落ちて、復活して、それで優勝決定戦まで行った。7月場所でも優勝したし」と評価した。そして「(貴景勝に勝った)本割の一番が、大関復帰に必要な1勝をしたなと思った」と続けた。

また、11月場所で引退した元大関・琴奨菊について「幕内で66回対戦があった。琴奨菊のことを常に思いながら稽古もしたし、本場所中も思っていた。各界で自分が一番、琴奨菊のことを知っているという自負がある。その力士の引退は、かなり寂しい」と話した。

番組の後半では、元幕内・北太樹の小野川親方を交えて、小野川親方の入門時のこと、師匠・北の湖親方のことなどについて語り合った。北の湖親方の厳しさ、やさしさ、人間の大きさなどに触れて、話が盛り上がっていた。今夜(12月21日19:00~)の番組にも期待したい。

荒磯親方 横綱人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

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