<レスリング>UWWアジア個人賞受賞の太田忍選手と笹山秀雄・女子強化委員長を日本協会が表彰

日本協会からも表彰を受けたUWWアジア個人賞受賞の太田忍選手と笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)=撮影・矢吹建夫

 今年は新型コロナウィルス感染拡大のため多くの大会が中止となり、恒例の傘下連盟選出による年間最優秀選手の選出・表彰は中止。最終日、代わってUWWアジア選出による2019年個人賞受賞選手の表彰式がマット上で行われ、男子グレコローマンのベストレスラー賞の太田忍選手と、女子のベストコーチ賞の笹山秀雄・女子強化委員長(自衛隊)が、日本協会・高田裕司専務理事から表彰された。

 太田選手は、東京オリンピック出場を逃したことで総合格闘技への転向を発表。大晦日にデビュー戦を行う。「私事ですが大晦日にRIZINのリングで闘うことが決まりました。相手の選手(所英男)は経験豊富な選手で、50戦くらいやっています。挑む気持ちですが、負ける気はない。レスリングの強さを見せたい。応援、よろしくお願いします」とあいさつ。

 笹山委員長は「今回、このような賞をいただくことができ皆様に感謝しています。来年の東京オリンピックは最高の成績で終わるようにしたい」と、感謝の気持ちを述べた。

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