阪神がチェン・ウェイン獲得発表、背番号14 「一員になることができとても嬉しい」

阪神が獲得を発表した前ロッテのチェン・ウェイン【写真:荒川祐史】

日米通算95勝左腕が中日時代の2011年以来、10年ぶりセ・リーグ復帰

阪神は12日、ロッテを退団したチェン・ウェイン投手と来シーズンの契約が合意したことを発表した。セ・リーグに復帰するのは中日時代の2011年以来、10年ぶりとなる。背番号は能見篤史投手(オリックス)の退団で空き番となっていた「14」に決まった。

チェンは今シーズン終盤にロッテに移籍し今季はシーズン終盤にロッテに移籍し4試合に登板し0勝3敗、防御率2.42の成績を残していた。シーズンオフに自由契約となり阪神が他球団との争奪戦を制した。

球団を通じ「阪神タイガースの一員になることができとても嬉しい気持ちです。タイガースに入団することを決めた一つの理由は、セ・リーグは自分のプロ人生のスタートラインであることです。メジャーに挑戦してからもずっと、いつかこの懐かしい場所に戻って再びプレーすることを願っていました。そして阪神球団の誠意、素晴らしい環境に感動しました。阪神ファンのみなさんから、ずっと応援してもらえるように、優勝めざして頑張ります」とコメントした。

チェンは2003年に中日入り。05年に1軍デビューすると2010年には13勝をマークしエース左腕として活躍すると12年オフにオリオールズと契約。その後はFAでマーリンズに移籍し昨年オフに戦力外となり今年9月にロッテに移籍し日本球界に復帰していた。(Full-Count編集部)

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