加藤清史郎が「モコミ」に出演。小芝風花の恋の相手に

加藤清史郎が、2021年1月23日にテレビ朝日系でスタートする連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(土曜午後11:00)に出演することが決定。小芝風花が演じる主人公・清水萌子美の心の成長を家族との関わりの中で描く本作で、萌子美が初めて“恋”という感情を意識する相手・岸田佑矢役を務める。

萌子美は、縫いぐるみや石や植物など、感情を持たない物の気持ちが分かってしまう繊細な感覚を持ち、他人との関わりを極力持たないようにして生きてきたが、あることをきっかけに広い世界に踏み出すことを決意する。さまざまな経験を重ねながら、成長していき、同時に一見平穏だけれど、実はバラバラだった家族も影響を受け、それぞれが本音をぶつけ合いながら家族として再生していく。同局連ドラ初登板となる橋部敦子氏がオリジナル脚本を手がけるヒューマンホームドラマだ。

加藤が演じる佑矢は、萌子美が佑矢の落とし物を拾ったことをきっかけに親しくなり、やがて萌子美から好意を寄せられるようになる。俳優を目指しながら、フードデリバリーのアルバイトをしている青年で、「自分を変えたい!」と勇気を出して一歩前に踏み出した萌子美にとって、佑矢との出会いこそが、新たな世界へと誘うことになる。

加藤は「主人公から好意を寄せられる役なんて、僕でいいのでしょうか(笑)。萌子美と佑矢の距離がどうやって近づいていくのかまだまだ未知の部分がありますが、新しい役を演じられることが楽しみです。ドラマの中でも萌子美と佑矢の恋愛がいいスパイスになると思うので、萌子美の目から見た佑矢がキラキラして見えるよう、精いっぱい演じたいと思います!」と意気込む。

また、「小芝さんは元気な役を演じている時の、弾けたお芝居がとても印象に残っています。撮影は始まったばかりですが、一緒にお芝居ができることが楽しみです。今の時代、『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』のような、見ていると心が優しくなれるドラマが必要な気がしています。萌子美と佑矢の関係をほほ笑ましく見守っていただきたいですし、佑矢が物語にどんな影響を与えていくのかにも注目していただけるとうれしいです!」とメッセージを寄せている。

一方の小芝は、この2人の関係について「萌子美と佑矢はきっと、感覚や考え方が似ているのだと感じました。家族さえ理解していなかった“本当の萌子美”をすんなり受け入れてくれて、一緒にいてすごく心地のいい相手だということが見ている皆さんに伝わればいいなと思います」とコメント。

加藤とは初共演となるが、「元気がいい方というのは知人から聞いていました。実際にお会いすると、私より年下なのに本当にしっかりされていて、それでいてノリもよくて楽しい方でした」と述べ、「佑矢は萌子美にとって、とても重要な役。加藤さんとしっかりコミュニケーションを取り、視聴者の方が2人のやりとりをみてほっこりするような、ちょっとほほ笑ましくなるようなシーンを作っていきたいと思います」と、2人のシーンがドラマの中の見どころになることをアピールしている。

© 株式会社東京ニュース通信社