長崎県大村市内の各飲食店が取り組む新型コロナウイルス対策を「宣言書」として掲示する事業で、大村青年会議所は21日、200店目となった店舗を訪ね宣言書を手渡した。
コロナ禍による客の減少に苦しむ飲食店を応援するため、各店のコロナ対策を「見える化」しようと9月から参加店を募集した。
店側は▽従業員はマスクを着用する▽キャッシュレス決済やコイントレーの使用を励行する▽感染が発生した場合は施設名を公表する-など25項目の中から自店の対策を選択。同会議所はその内容を反映した宣言書を発行し、フェイスブック(FB)の専用ページで参加店を紹介する。
200店目となったのは同市水主町1丁目の「天ぷら てんよし」で、調理場を店の奥に移したり満席時は店外で待ってもらったりするなどの対応を取っているという。宣言書を手渡した同会議所ビジネス推進委員会の中嶋洋己委員長は「参加店が増えるにつれ、宣言書が安心して利用できる店の目印の一つとなっている。より多くの店に参加してほしい」と話した。
事業の詳細は同会議所ホームページか電話(0957.52.6391)。
コロナ対策「宣言」200店 大村青年会議所 飲食店を応援、FBで紹介
- Published
- 2020/12/22 23:30 (JST)
- Updated
- 2020/12/23 10:28 (JST)
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