鷹・柳田はオフも全集中! 「自主トレ」「ゴルフ」「家族サービス」同時両立に挑戦

V5を目指す男に休みはない

今季のパ・リーグMVPに輝いたソフトバンク・柳田悠岐外野手(32)が23日、福岡市内の球団事務所で契約を更改し、日本人野手歴代トップタイとなる6億1000万円プラス出来高でサインした。

昨オフに変動制の7年契約を締結。新型コロナ特例による120試合制の中で119試合に出場、打率3割4分2厘、29本塁打、86打点はいずれもリーグトップ3の好成績で最多安打のタイトルも獲得した。

欠場わずか1試合でチームのリーグV奪回、日本一V4にフル回転で貢献。年俸4000万円アップで、2002年の巨人・松井に並ぶ評価にも「(給料の)ベースが高い」と、責任感をにじませた。

今季最終戦は11月25日。すでに来季開幕まで100日を切っている。例年よりも短いオフとあって、柳田は「結構バタバタ。ハードスケジュールです」と告白。だが、表情は充実そのもので大忙しの理由は「ゴルフして、トレーニングして、家族サービスしてという感じです。その3つを1日の時間内にこなせるようにハードにやってます」とのこと。しっかりパパ業をこなしながら、この短期間にしかできない趣味も満喫している様子だった。

来季へ向けて、すでにトレーニングは12月に入るタイミングで始動している。「また来年頑張りますんで」。頼れる男はオフもフルスロットルだ。(金額は推定)

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