U―23代表候補のDF渡辺剛 海外組を意識「追い越すくらいの気持ちを持たないと勝てない」

オンライン取材に応じた渡辺剛

U―23日本代表候補のDF渡辺剛(23=FC東京)が自慢のキャプテンシーで猛アピールだ。

今季はFC東京で28試合に出場して堅守に加え、2得点と攻撃力も発揮。カタールで集中開催となったアジアチャンピオンズリーグ(ACL)でも奮闘した。

「技術面もだが精神的に成長した1年。FC東京で副将として、主将がけがでいないときにキャプテンマークを巻く試合も多かったし、チームが良くない状況のときにどうすればいいかを考えた。精神的に強くなった1年だと思う」と強豪で責任ある立場として過ごし、大きく飛躍した。

今季培ったリーダーシップを森保ジャパンでも発揮する覚悟で「チームでもそういう立場をしていたので、チーム(全体)を見つつアピールしていかないといけない」と力強く宣言した。

センターバックのポジションには、すでにA代表でも不動の地位を確立したDF冨安健洋(22=ボローニャ)がいる。

「海外でやっている選手は自分たちよりいい経験ができている。相手が強い中で戦っている。成長して、追い越すくらいの気持ちを持たないと勝てない。そこは強気にやっていきたい」と宣戦布告。心身両面のタフさを武器に、東京五輪代表の座を狙う。

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