ビリャレアル・久保建英に戦力外報道 地元紙「パフォーマンスは期待とは程遠い」

久保の運命は

スペイン紙「マルカ」が、同国1部ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が戦力外になると報じた。

久保は今季のリーグ戦で途中出場がほとんどながら出場は続いていたが、19日のオサスナ戦、22日のビルバオ戦と2試合連続で出番なしに終わった。

この状況を受け、マルカは「久保はビリャレアルで居場所はなくなった」と構想外になったと報道。クラブ側は今夏大きな期待を持って久保を迎え入れたが「そのパフォーマンスは期待とは程遠いものだった」と酷評。ウナイ・エメリ監督(49)はすでに見切りをつけてFWジェレミー・ピノ(18)やFWフェル・ニーニョ(20)ら生え抜きの若手の起用にシフトし、そうした若手がすぐさまゴールなど目に見える結果を出したことから久保は必要なくなったと指摘した。

そのうえで「選手、ビリャレアル、保有元のレアル・マドリードなどすべての関係者に利益をもたらす退団という形で解決策を見つけるために、今後数週間が決定的になる」と来年1月の退団が決定的に。長期離脱するMFビセンテ・イボーラ(32)の代役として補強が急務で、久保放出によってEU圏外枠が空くため「日本人選手の退団を歓迎するだろう」とした。

ビリャレアルが保有元のRマドリードと金銭面など契約解除条項の詳細を詰めたうえで合意すれば退団し、新天地を探すことになりそうだ。

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