【24日の天気】広い範囲で雨や雪 日本海側 なだれに注意 関東は空気の乾燥つづく

24日(木)の全国の天気と降水確率

 きょう(木)は、前線や低気圧の影響で、広い範囲で雨や雪となる見込み。日本海側は落雷や竜巻などの突風、なだれや落雪にも注意が必要となる。関東は晴れ間があり、空気の乾燥が続きそうだ。

日本海側 落雷や突風に注意

24日(木)夕方の発雷確率

 前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、日本海側は大気の状態が不安定となり、雷を伴って雨や雪の強まる所もある見込み。北陸はあす(金)にかけて、竜巻などの突風やひょうにも注意が必要となる。

24日(木)昼前[上]と夕方[下]の天気分布予想

 北日本の日本海は朝から雨や雪が降りやすい。北海道は雪となり、東北の雨は、夜は雪に変わる所がある見通し。西日本も日中は雨の所が多く、北陸も午後は雨となり、夜は山沿いで雪に変わる所もある見込み。降り始めは雨や湿った雪となるため、雪の多い地域はなだれや落雪に注意が必要となる。東海は雲が広がりやすく、夕方以降はにわか雨の所がある見込み。

 関東は広い範囲での天気の崩れはないものの、午後は次第に雲が多くなり、夕方以降は南部の沿岸に雨雲のかかる所もありそうだ。

 沖縄は雨が降ったりやんだりとなる見込み。

東海から西はこの時季の寒さ戻る

24日(木)の予想最高気温

 最高気温は東海や西日本できのう(水)より低く、10℃前後の所が多くなりそうだ。北陸や北日本は南風が吹き込んできのうより高くなり、新潟で12℃、仙台は13℃の予想。東京は14℃と、きのうと同じくらいになりそうだ。

クリスマスは冬型 北日本は荒れた天気に

週間天気予報

 低気圧や前線が通過した後、あす25日(金)は冬型の気圧配置となる見込み。寒気が流れ込み日本海側は次第に雪に変わり、北陸や北日本では雪の強まる所もありそうだ。風も強まって北日本を中心に荒れた天気となるおそれがある。晴れる太平洋側も北風が冷たく、クリスマスらしい寒さとなりそうだ。年末も寒波がやってくる予想で、各地で一段と厳しい寒さとなる見込み。この先も体調管理に注意が必要となる。

(気象予報士・及川藍)

© 株式会社ウェザーマップ