カブス・ダルビッシュにまたしてもトレード報道 パドレスが浮上

来季もカブスのユニホームを着るダルビッシュを見られるのか(ロイター=-USA TODAY)

カブスのダルビッシュ有投手(34)にまたしてもトレード説が浮上した。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は23日(日本時間24日)に自身のツイッターで「パドレスは、ダルビッシュを(トレードで)求めるひとつ(の球団)になる可能性がある」と、出演した番組の内容をフォローする形で投稿した。CBSスポーツ(電子版)などもこの投稿を受けて報じた。

ダルビッシュの放出説は21日(同22日)も話題になったばかり。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が自身のツイッターで「そこ(トレードの話)にダルビッシュ(の名前)が出ているようだが、それは何でも検討するという(カブスの)意欲の表れかもしれない。ただ、ある球団幹部によるとその可能性は『非常に低い』」などと投稿。ダルビッシュは驚きの顔文字で反応した。

モロシ氏記者は①パドレスには交換相手となり得る若手有望株が揃っていること。②プレラーGMは2014年までレンジャーズで国内外のスカウト、GM補佐などを務めており、ダルビッシュとは旧知の関係であるという2つの理由から、パドレスが有力な移籍先になる可能性があると指摘した。

エプスタイン編成本部長が11月に退任し、GMを務めていたホイヤー氏が後任となったカブスは19年に38本塁打放った強打の外野手シュワバーを事実上の戦力外とするなど再建モードに切り替えている。驚きのニュースが全米を駆け巡ることになるのか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社