来春以降の山口線のSL運行は見合わせ 2021年3月から「DLやまぐち」号運行

JR西日本は、山口線の観光列車の運行計画を決定し、2021年3月から9月にかけて「DLやまぐち」号を運行すると明らかにした。

「SLやまぐち」号を運行してきた、牽引する蒸気機関車C57形1号機、D51形200号機が検査・修繕を実施するため、ディーゼル機関車の牽引による「DLやまぐち」号として、山口線 新山口〜津和野駅間を運行する。

運転日は2021年3月から9月にかけての35日間で、7月17日から8月29日まではすべての土休日に運行する。

牽引するディーゼル機関車は、国鉄では約1,400両が製造されたものの、現在のJR西日本が所有するのは26両。表舞台に立つことが少なくなったディーゼル機関車の「力強く豪快な走り」で特別運行するとしている。牽引客車は35系レトロ客車で、列車の定員は245名。

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