英国からの入国者 24日から水際対策強化へ

 政府は英国での変異型ウイルス発生を受けて23日、英国からの入国者に対する水際対策措置の強化を24日から図ると発表した。

 加藤勝信官房長官は英国に滞在歴のある外国人については10月1日から防疫措置を確保できる受入企業・団体がいることを条件に全ての国・地域からの新規入国を認めてきたが、24日以降は当分の間、この仕組みによる英国からの新規入国を停止するとした。

 また日本在住の日本人及び在留資格保持者について11月1日から全ての国・地域の短期出張からの帰国・再入国時に、受入企業・団体がいることを条件に14日間待機の緩和を認めてきたが、24日以降、当分の間、英国からの帰国者・入国者について14日間の待機をお願いすることとするとした。

 また英国から帰国する日本人については空港での検査や14日間の自主待機、公共交通機関の不使用をお願いしてきたが、これに加え24日から出国前72時間以内の検査を受けていただき、27日以降の日本到着時に検査証明の提出をお願いする。この検査証が提出できない方については検疫所が確保する宿泊施設で14日間の待機をお願いすることになる。入国時の位置情報の保存等についても誓約をいただくと述べた。(編集担当:森高龍二)

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