レッズがレイズから放出の救援右腕・ガルシアとメジャー契約

レッズは日本時間12月24日、レイズからノンテンダーFAとなっていた救援右腕エドガー・ガルシアとメジャー契約を結んだことを発表した。地元紙「シンシナティ・インクワイアー」のボビー・ナイチンゲールによると、ガルシアがメジャーのロースター入りを果たした場合の年俸は60万ドル。また、レッズはウエーバーでレッドソックスから捕手のデイビー・グルーロンを獲得したことも発表しており、40人枠内の選手はこの2人を加えて34人となった。

現在24歳のガルシアは2019年にフィリーズでメジャーデビューを果たし、37試合に登板して2勝0敗、2ホールド、防御率5.77、奪三振率10.38を記録。今季は8月中旬に有望株アレック・ボームのメジャー昇格に伴ってDFAとなり、その5日後にトレードでレイズへ移籍した。

レイズでは4試合に登板して1セーブ、2ホールドを記録したが、防御率10.80、奪三振率2.70、与四球率10.80と内容は芳しくなく、12月上旬にノンテンダーFAとなった。レッズはセットアッパーのアーチー・ブラッドリーをノンテンダーFAとし、ライセル・イグレシアスをエンゼルスへトレードしてブルペンの層が薄くなっているため、ガルシアにも十分に開幕ロースター入りのチャンスがある。

一方、現在24歳のグルーロンも同じく2019年にフィリーズでメジャーデビューし、この年はメジャーで4試合に出場。今季は8月末にDFAとなり、ウエーバーでレッドソックスへ移籍して1試合だけ出場した。2019年はマイナー最上位のAAA級で108試合に出場し、打率.283、21本塁打、77打点、OPS.851をマークしている。

レッズには正捕手のタッカー・バーンハートのほか、若手のタイラー・スティーブンソン、ユーティリティのカイル・ファーマーとすでに3人の捕手がおり、グルーロンは現時点ではマイナーのデプス要員に過ぎない。開幕ロースター入りのためには春季キャンプでの猛アピールが必要だ。

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