【フィギュア全日本選手権】高橋大輔が衣装一変 黄色シャツの理由は「もうちょっと大きく見られるように」

村元哉中・高橋大輔組のNHK杯での演技

フィギュアスケートの全日本選手権(25日開幕、長野・ビッグハット)の公式練習が24日に行われ、アイスダンスの大注目カップル〝かなだい〟村元哉中(27)&高橋大輔(34=ともに関大KFSC)組がリンクで汗を流した。

リズムダンスの曲かけでは、NHK杯から少し変えたステップなどを入念に確認。練習を終えた高橋は「前回の試合は初めということもあって緊張感が高すぎて、あまり落ち着いて練習することができなかったんですけど、今回は非常に落ち着きながらアグレッシブに公式練習することができ、感触としてはすごくいいスタートを切っているなと思います」と充実の笑顔を見せた。

一方、同会場がアイスダンスデビューの思い出の地でもある村元は「すごく懐かしい感じ。今回は大ちゃんと全日本デビュー。いい思い出がたくさんあるリンクで、雰囲気もすごくいいし、氷もすごく滑りやすい」と話した。

今回のリズムダンスは「NHK杯から変えたステップ、振り付けが多かった。それを一つひとつ確認」(村元)というが、注目は高橋の衣装だ。NHK杯ではリズムダンスのテーマでもある90年代のコメディー映画「マスク」の主演のジム・キャリーをモチーフにした白シャツにネクタイ、黄色のパンツという衣装だったが、この日は黄色いシャツに黒のパンツ。この一変について「ハハハハ、そうなんです」と切り出した高橋は理由をこう明かした。

「前回もすごくインパクトがあって良かったんですけど、ちょっとかなちゃんの衣装とのまとまり感という部分で変えてみようかなって」

シルバーにブロンズのスカートという村元との調和を考えたようだ。さらに、もう一つは大きな理由があった。

「スタイルを少しでも良く…(笑い)。体のラインが(前回は)白、黄色、黒でブツ切れっぽく見えて、あまり大きく見えなかった。今回はもうちょっと大きく見られるように衣装変更しました。どういうふうに見えるか、あとで映像を見るのが楽しみなんですけど」

新衣装を身にまとった〝かなだい〟は26日午後3時30分からリズムダンスで全日本デビューを飾る。

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