U―23日本代表・FW前田 五輪イヤーにリベンジ誓う「ゴールやアシストに絡んでいかないと」

前田大然

U―23日本代表候補のFW前田大然(23=横浜M)がリベンジに燃えている。

8月にポルトガル1部マリティモから横浜Mに加入したが、リーグ戦ではわずか3得点に終わり、チームも9位。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)でもベスト16位に終わった。

24日のオンライン会見では「たくさん試合をしたが、チームとしても個人としてもふがいない結果に終わってしまった」と悔しさをにじませた一方で「来季こそはって思いで今は代表活動をしている」と負けん気の強さをのぞかせた。

今回の合宿は、海外組と27日に天皇杯準決勝を控えている川崎とG大阪の選手が招集されていないことから「海外組もそうだが、全員集まったらまだまだ自分には足りないところだらけだと思うので、しっかりこの期間でアピールして、チームに帰っても来季いい結果を残せるようにしたい」と気合は十分だ。

「他の選手にはないスピードを持っていると思うので、そこをうまく利用しながらやりたい。ポジションに関係なく前の選手なので、ゴールやアシストに絡んでいかないといけない」

来夏に延期となった東京五輪までは約7か月。「1年成長できるチャンス」と意気込むストライカーが代表入りへ、猛アピールを見せる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社