【J1鹿島】GK曽ケ端準が現役引退 J1制覇7度…地元一筋23年「すべてが財産です」

現役を退くGK曽ケ端準

J1鹿島は24日、元日本代表GK曽ケ端準(41)が現役を引退すると発表した。鹿島一筋で2007年からのリーグ3連覇を含めて7度のリーグ優勝に貢献した。

曽ケ端は茨城・鹿嶋市出身で1998年に下部組織からトップチームに昇格。J1リーグ通算553試合(歴代5位)に出場したが、今季は1試合にとどまっていた。日本代表として国際Aマッチ4試合。2002年日韓W杯メンバーにも選出された。

曽ケ端はクラブを通じて「今シーズン限りで、現役生活を終えることを決めました。僕は鹿嶋で生まれ育ち、このまちに鹿島アントラーズが誕生し、始まりは1人のサポーターでした。それがユースに入り、プロになり、1つのクラブでここまで長くプレーできるとは想像もしていませんでした。鹿島アントラーズで獲得した数多くのタイトル、ともに戦った監督、選手、スタッフ、フロント、パートナー、自分と関わってくれた指導者、いつも支えてくれた両親、兄、妻、子どもたち、そしてファン・サポーターの方々、すべてが財産です。このクラブで勝利のためにプレーし、引退できることを、心から嬉しく思います。23年間、ありがとうございました!」(原文ママ)とコメントした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社