河野太郎氏〝ブロック乱発〟止める気なし「大声でわめきたい人はヨソでやってくれ」

河野太郎氏

行政改革担当大臣の河野太郎氏(57)が24日、関西テレビ「報道ランナー」にVTR出演し、ツイッターの〝ブロック乱発〟について私見を述べた。

河野氏といえば、ツイッターで自身の活動などを積極的に発信することで有名。この日現在、フォロワーは213万人を超え、一般人のつぶやきにツッコミを入れたり、恋愛相談に乗ったりして人気を博している。一方で、批判的な意見は容赦なくブロックすることでも知られる。

新実彰平アナウンサーに「仮に総理になったとしても、ブロックという手段で『あなたの意見を聞く気はありません』と受け取られかねない方法を使われます?」と聞かれた河野氏は「道端で面識もない人がいきなり誹謗中傷してきたり、罵声を浴びせたりなんてことはしないですよね。そういう人がいてもシカトしますよね。それと同じだと思うんです」と持論を展開。

さらに「僕は初当選した時に事務所のスタッフに言ったのは『自分が誰だということを名乗らないで意見を言ってきても、それは取り上げなくていいよ』と(いうこと)」と振り返り「どんな人でも私はこういう者で、こういう意見があるんだということを、ちゃんとおっしゃるというのが大事だと思うんです。要するに(河野氏のツイッターを)のぞきに来てくれた時に、みんながノホホンとのんびりとする空間を作りたいわけで、誹謗中傷して大声でわめきたい人はヨソでやってくれればいい」と述べ、今後もスタンスを変えないことを示唆した。

将来の総理大臣については「総理になったら自分の思いがきちんとやれる」とし「それは政治家誰しもがそう思っていると思います」と意欲を示した河野氏。

もし日本のトップに立っても〝ブロック乱発〟は続きそうだ。

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