【大相撲】「本場所の1週間前くらいにやりたい」力士会が合同稽古の見直しを要望

合同稽古に参加していた鶴竜(右)

大相撲の力士会が24日、東京・両国国技館で行われ、協会側に合同稽古の見直しを要望した。

力士会後、会長を務める横綱鶴竜(35=陸奥)が電話取材に応じ、国技館の相撲教習所で行われた合同稽古の時期について「(本場所の)1週間前くらいにやりたい」と伝えたという。しかし、新型コロナ感染防止の観点から過去2度は番付発表前に日程を終了しており「万が一コロナになった場合、そのあと2週間は治療が必要とされ、場所に間に合わない影響が出てくるからこの時期にやっていると。それは十分理解したいし、(出席した尾車)親方(63=元大関琴風)もできるかどうか検討してくれると言ってくれた」と話した。

また、18日から23日まで行われた合同稽古は最終的に関取衆が3人となり「せっかく時間を作ってやってもらっているので、みんなそこを意識して、稽古するのが仕事なのでもっと参加してもらいたい」と思いを述べたようだ。

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