インテック、FIWAREを活用したセンサー情報を収集・分析・可視化する自治体向けIoTプラットフォームを開発

株式会社インテックは、都市OS(スマートシティの情報基盤)として期待されている「FIWARE」を利用したセンサー情報を収集・分析・可視化するIoTプラットフォームを開発し、富山県滑川市、南砺市、上市町の協力のもと、自治体業務の効率化や課題解決を目的とした実証実験を実施する。同プラットフォームは、社会・公共分野で業種を超えてデータの共有・活用を実現するデータ共有基盤のFIWAREとソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するLPWA(低消費電力の広域無線通信技術)の無線通信サービス「ELTRES IoTネットワークサービス」を採用することで、IoT環境を短期間に導入しエリアを限定せず全国で利用可能になる。今回実施する実証実験の内容は以下の通り。

  • 滑川市
  • 南砺市
  • 上市町

同プラットフォームを活用することで、自治体が独自で無線環境を構築する必要がないため、すぐに利用開始できる。また、各自治体が抱えるさまざまな課題(児童や高齢者の見守り、雨量の観測、田畑の環境監視、各種車両のモニタリング、盗難防止など)に貢献し、職員の業務負荷削減と住民サービスの向上を実現するという。

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