【なでしこジャパン】23年女子W杯は出場チーム数が24から32に アジアも1つ増え6枠に

なでしこジャパン・高倉麻子監督

国際サッカー連盟(FIFA)は24日、出場チーム数が24から32に増え、オーストラリアとニュージーランド共催となる2023年女子W杯の大陸別出場枠を発表し、アジアは前回19年フランス大会の5枠から少なくとも6枠に増えることとなった。

各大陸の予選を突破して出場できるのは29チームで、残りの3枠は10チーム参加のプレーオフで争われる。アジアからは2チームが参加できるため、勝ち上がれば最大8チームがアジア代表として本大会に出場することとなる。

前回大会のアジアからの出場国は、18年アジアカップの上位5チームとなった日本、オーストラリア、中国、タイ、韓国。このうち、オーストラリアは開催国のため予選免除となるが、現在、世界ランキングでアジア最上位(10位)の北朝鮮、ベトナム、フィリピン、ヨルダンあたりが残りの枠を争うことになりそうだ。

とはいえ、本大会には目覚ましい躍進を遂げている欧州から11チームも出場。フランス、イングランド、ドイツ、スペイン、オランダといったトップグループはもちろん、スウェーデン、デンマークなど2番手グループも強豪揃いだけに、11年ドイツ大会以来の優勝を目指すなでしこジャパンには厳しい戦いが待っている。

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