DIYでトイレ小屋を作ってみた【便器&タンク設置編】

DIYでトイレ小屋を作ってみた【便器&タンク設置編】

完成写真

レシピの概要

かかった費用

31000円

所用時間

半日

材料

LIXIL(INAX) トイレ便器&タンクセット (1)
塩ビVP管100(1)
塩ビ用接着材タフダイン(1)

工具

インパクトドライバ
レンチ
パイプ金切ノコ

作り方

STEP1

トイレ小屋の床と配管アダプターの穴開けまで済んだので、いよいよトイレ便器&タンクを設置していきます。LIXIL(INAX)のセット品を約30000円で購入しました。タンクと便器に分かれて梱包されています。

STEP2

特別な機能が必要なければこれで十分。(便座は別売りなので後で好みの物を買って付けられます。保温便座を買ったので後ほど)このセットは、知っているメーカーでなるべく安いものをということで選びました。

STEP3

その前に便器に接するアダプターに短い配管を付けておかなくてはならないので、塩ビ管を必要な長さに切りました。塩ビノ専用コではないですが金切ノコでカンタンに切れます。

STEP4

でも手作業でそのまま切ると、どうしても少し曲がってしまいます。(木工用の電ノコにプラのカスが付くのが嫌で使わなかったので)どうしたもんかと考えた結果...

STEP5

そのへんにあった同じ大きさの木片を4つパイプの幅に並べて土台の板にビスで固定し、ノコの刃が通る隙間を空けて治具(ガイド)を作って切ってみました。

STEP6

おお!真っ直ぐ直角に入っていきます。完全に下までは刃が届かなかったので、塩ビ管を少し回しながら切っていきます。

STEP7

ほぼ真っ直ぐに、変な角度がつくこともなく切ることができました。端材で簡単にできるガイドなのでオススメです。

STEP8

切ったパイプをトイレ床に開けた穴にはめ込み、たれやすい接着材を使うので下の方にウエスを巻いておきます。

STEP9

塩ビ用の接着材タフダインを使うのですが、古いのが残っていて外はサビてても中身は大丈夫そうだったのでこれを使ってみます。

STEP10

ここからは一発勝負のスピード勝負!ちょっとトロみのある液状の接着材を接着したいところに塗りつけ、すぐさまアダプターをはめ込みます。

STEP11

無事に接着できたようです。塗って2分もたたずにくっついてくるのでサッ!と塗ってサッ!と付けて数分保持。これがベストかと思います。(写真は接着のために配管を少し持ち上げてあります。)

STEP12

そして便器をこの管に設置します。配管は壁からタンク背面まで?200mmが基準のようですが、作業性を考えてそれよりもオフセットを深めにしました。

STEP13

便器を裏返すと、差し込む部分がわかります。これを確認しながらアダプターのラバー部分に差し込むイメージ(差し込む瞬間はこの部分は見えないので)で上からかぶせていきます。

STEP14

タンクは手洗い付きのものを選びました。可も無く不可も無く、標準的なデザインです。タンク上の部分は重い陶器のような素材で置いているだけなので傾けると落ちます。なので作業時は予め外してから作業します。

STEP15

便器とタンクの接続パーツがしっかりはまるように確認しながらタンクを乗せて、付属のボルトで固定します。

STEP16

中をの覗いてみると...内カバーが付いています。最近のクルマのエンジンルームのように、いじれない人がいじらないようにしているのでしょうか?

STEP17

内カバーを外すとプラスチック(樹脂)系のパーツだらけ。昔のタンクとずいぶん違うな~と思いました。構造はほとんど変わりませんが。

STEP18

便器の位置が完全に決まったら、床にビス穴を開けて付属のビスで固定したらひとまず設置完了!

STEP19

やっとトイレらしくなってきました!・・・が、給水管と排水管もまだなので水も流せずドアも開けっ放しでは大変・・・まだまだやることがいろいろあります。

レシピのコツ・ポイント

塩ビ管の接着は失敗するとカンタンには外せないので、別の塩ビ管の端材などで練習してからやったほうがいいと思います。

やってみた感想

このタイプのトイレは便器もタンクも陶器で重さがあるのでぶつけたり落としたりしないように注意が必要でした。下にクッションを置いたり、ダンボールで保護しながら作業するとやりやすかったです。

レシピを書いた人

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