NPO法人「スーパーダディ協会」が主催する「スーパーダディアワード 2020」が25日、発表された。
同アワードは仕事と育児・家事の両立を懸命に頑張る男性「スーパーダディ」を表彰するもの。これまで、プロサッカー選手の大久保嘉人選手、書道家・武田双雲氏、ラグビー日本W杯日本代表の中島イシレリ選手が受賞している。
今回は「イシイのおべんとクンミートボール」で知られる「石井食品(株)」の石井智康社長が選出された。
受賞理由について同法人の高橋一晃理事長は「石井社長は赤ちゃんを抱っこしながら出社する時があります。会社を仕切るリーダーシップである社長のこの行動力は、父親による子育ての後進国である日本に一石を投じたことは間違いありません。男性の意識改革を大きな目標に掲げている同協会として石井智康様を今年の〝スーパーダディ〟の象徴として選出させていただきました」とした。
石井社長は「恐れ多い賞をありがとうございます。賞の名に恥じないよう仕事・家事・育児それぞれ頑張っていこうと思います。育児や家事に時間を費やすほど、その難しさと大変さを思い知ります。でもだからこそ、仕事か育児・子育てかという対立軸ではなく、どちらも良い影響があるように取り組んでいきたいですし、協会の皆さんや多くのお父さんお母さんと一緒にいろんなやり方を模索していけたらと思います」と喜びのコメント。