米ファンド、東芝に株主総会請求

戦略を突如変更したと主張

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東芝本社=2017年、東京都港区

 東芝株主の米投資ファンド「ファラロン・キャピタル」は25日、東芝が合理的な説明のないまま経営方針を変更したとして、臨時株主総会の招集を請求したと発表した。自律的な成長と小規模な企業の合併・買収(M&A)を柱とした従来計画を大きく変え、M&Aなどに1兆円規模を投資する戦略を11月に突如公表したと主張している。

 ファラロンは「現取締役は従来計画の実行を公約して選任されている。変更は株主の信頼を裏切る」と指摘している。東芝は1兆円投資について「具体的な案件を策定しているわけではなく、引き続き検討している」とのコメントを17日に出している。