田中要次&羽田圭介「バス旅」に鈴木杏樹が参加。名ナレーター・キートン山田は番組を卒業

テレビ東京系では12月26日に「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第15弾 紀伊半島ぐるり!高野山〜伊勢志摩〜熊野古道 ふれあい珍道中!」を放送。田中要次&羽田圭介のコンビが鈴木杏樹をマドンナに迎え、3泊4日でゴールを目指す。

第15弾となる今回は、和歌山県高野山の観光玄関口、高野口駅前からスタート。チェックポイントの賢島(伊勢志摩)、湯の峰温泉(熊野古道)を通ってゴールとなる潮岬を目指す紀伊半島一周の旅。途中には世界遺産、伊勢志摩の海絶景&熊野古道で旬のおいしい物も盛りだくさんのルートとなるが、今回もバスがない!? 宿がない!? さらに過酷な歩きと超絶トラブルが3人を待ち受ける。数々の試練を乗り越えて、無事ゴールできるのか?

田中は「いつもながら、迂回迂回でちっとも進まなかったり、休む暇もなく乗り継ぎが続いちゃったり、そして日が暮れると、まだ進むべきか、ここで宿を探すべきかともめながら悩まされました。今回のマドンナ、鈴木杏樹さんは意外にも地図を見るのが得意な上に健脚でとても心強かったです。そして、僕らと違ってお話し上手ときたから、今回の3時間半の放送時間は彼女のトークで十分に楽しめると思います。意外な過去が明かされます! 果たして、彼女は3連勝の女神となるのでしょうか? 今回もミラクルはあるのか? 乞うご期待!!!」と期待感をあおった。

羽田は「お試しであった特別編も含めれば、『バス旅Z』ももう丸4年やっていることになる。始めたばかりの頃は、『10年弱くらい続けて、その間の自分の成長記録にでもなればな〜』と思っていたが、しばらくバス旅というゲームにおける成長は乏しいままだった。しかし最近になってようやく、何が無駄な行為か、何が必要な行為かが分かるようになってゆき、そこから逆算し淡々と行動するようになってきた。寛容な田中さんやマドンナの方々相手に、己のある種のわがままさを見せつける機会が増えてきて、今回はそれがかなり発露された。旅を終えた翌日、帰路で穏やかな時間を過ごしながら、『自分はなぜあそこまで気がせいていたのだろうか…』とがく然としていた。今回はそれほどまでに、真剣さに満ちた旅となっているので、ぜひご覧あれ!」と反省つつ、コメントを寄せいてる。

マドンナとして参加した鈴木は「今回の旅は私がこれまでに経験させていただいた旅番組の中で最も過酷で、苦行や試練といった言葉が脳裏をよぎった旅でした(笑)。想像していた以上に、頭を使い機転や判断力、気力、体力はもちろん、覚悟も要するなかなかサバイバルな旅でした!」と、率直な感想を告白。

さらに振り返り、「もう無理だと根を上げてしまいそうに聞こえそうですが、そこは共演者の田中要次さんと羽田圭介さんのお人柄と絶妙なコンビネーションに救われ、街で出会う手を差し伸べてくださった人々との出会いも温かく、そして何よりご一緒したスタッフの皆さまのチームワーク力が素晴らしくて、そんな皆さんに支えていただいた旅は終始楽しくて、4日間で旅が終わってしまうのがとても寂しく、5日目も6日目も『旅がずっと続けばいいのに』と心底思いました! 私にとって一生忘れないとてもドラマティックな旅になりました!! 番組のフアンの皆様にもそのあたりのドラマティックさを楽しんでいただけたら有難いです。もう感謝しかないです! どうもありがとうございました! また機会があればぜひぜひ参加させていただきたいです!!」とすっかり楽しんだようで、喜びとともに感謝している。

また、2017年3月から新シリーズとしてスタートした田中&羽田コンビの本シリーズだが、その以前から長年番組のナレーターを務めたキートン山田が番組を卒業。今回がラストのナレーションとなる。

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