池田町・水海地区はしめ縄づくりが盛ん!しめ縄飾りづくり体験でお正月飾りを手作りしよう!

山間にある池田町で楽しんでほしいのが、農業や自然、伝統や文化を通じて学び、感じる『池田町農村体験プログラム』。
自然、食、文化などに関わる様々な体験ができるのですが、今回は『しめ縄飾りづくり体験』に挑戦したのでレポートします!

体験場所の『水海しめ縄会館』に入ると、見たこともない機械で手際よくワラを編んでいく男性が。

こちらがしめ縄づくり名人の村上さん。

機械の仕組みは全くわかりませんが、どんどん編み上がっていくんです。
すごい!

というわけで、早速私も体験させていただくことに。

体験では、機械を使わず手編みでしめ縄を作ります。
この長いワラが、どうやってしめ縄に変化していくのでしょうか…。

「藁をねじってねじってねじって三つの束を一つにするだけ!」と村上さん。

説明を聞くだけではとても簡単そうですが、きっちりねじるのがすごく難しくて、序盤から挫折しかけました。
すでに諦めモード…

名人を見てみると、私の隣でどんどんしめ縄の形が出来上がっていっていました。
待ってー!

まずはあぐらをかいて藁を固定しますが、その姿勢がすでにきつい!笑
見かねて名人が手を貸してくださいました。

思った以上に難し位ですが、何回かチャレンジしていくうちにだんだんとコツがわかってきて、少し余裕も出てきました。

名人とお話をする余裕も出てきたので、なぜ池田町でしめ縄なのか、質問してみました。
お話によると、60年以上前、しめ縄会館の隣にある鵜甘神社の氏子たちがしめ縄を作り始めたとされているそうで、水海地区では、しめ縄を作っている家庭もあるそうです。

水海地区からは、神社だけで150社以上、個人も含めれば、例えば大阪には年3〜4万個もしめ縄が出荷されています。
しめ縄会館はそれらのしめ縄の生産・販売拠点なんです。
もしかしたら、あなたの家のしめ縄飾りや、近所の神社のしめ縄飾りも、この水海地区で作られたものかも!

そんなお話を聞きながら、作業も進んで、初めてのしめ縄が完成!

最終調整は名人にしていただいたのですが、結構いい感じにできていると思いませんか?
仕上げに紙垂をつけたら、神棚に飾るしめ縄の完成!

池田町農村体験プログラムを企画している、観光協会の柳瀬さん(写真左)は、お手伝いをした経験があるだけあってとっても上手!

最初はちょっと難しいけど、池田町の方とお話して、池田町の歴史や伝統、文化を知りながら楽しくしめ縄づくりができるこの体験。
1~10月に体験が可能です。(完全予約制)

体験の詳細や予約先は以下でご紹介しています。

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