中川家 M―1〝漫才か?〟論争に「我々しゃべくりでも何でもない」「誰も審査せんようなる」

「M-1」で審査員を務めた中川家・礼二

お笑いコンビ・中川家(剛=50、礼二=48)が25日、ニッポン放送「中川家 ザ・ラジオショー」に出演し、礼二が審査員を務めた「M―1グランプリ」を振り返った。

今年のM―1最終決戦は、審査員票3が入ったマヂカルラブリーが優勝。おいでやすこが、見取り図はそれぞれ2票で涙をのんだ。

礼二はマヂカルラブリーに入れているが、他の2組に入れていたら優勝者が変わっていたほどの僅差。それだけに剛から「礼二くんもいっぱい多分SNSで文句言われた」と指摘されると「よう言われてるよ。『礼二さんは見取り図に入れると思いました』『しゃべくりなのになぜマヂカルに』みたいなことを。言うときますけど、我々本格派でもしゃべくりでも何でもないんで」とため息。

一方で礼二は「優勝候補と言われてる人たちが調子良くなかった」と振り返り「ただ完璧な状態でやってほしかった。お客さんも100人ぐらいしかおらんかったから。客と客の間、隙間空いてカスカスの状態やから。その中ではほんまによう盛り上げたほうやと思うけどね」と出演者を気遣った。

優勝したマヂカルラブリーには「あれは漫才か?」と議論が起きているが、剛は「どっちでもええやん、そんなこと」とぴしゃり。礼二も「ほんまどっちでもええわ。すごいことやからね、寝っ転がってるだけであそこまでやるんやから」と改めて称えた。

さらに「キングオブコント」でも「あれはコントなのか?」、「THE W」でも「あれは女なのか?」の声が出かねないと冗談交じりに話した2人。「誰も出んよなるし、誰も審査せんようなるよ。ほんま」(礼二)、「今年は審査員が審査されるM―1でしたね。もう息苦しいわM―1グランプリ。もっと楽しく見たいわ」(剛)と辟易した様子だった。

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