サッカーU―20、U―17W杯中止 反町技術委員長「とんでもないクリスマスプレゼント」

反町技術委員長

日本サッカー協会の反町康治技術委員長(56)は25日、2021年に開催予定だったU―20W杯(5月、インドネシア)、U―17W杯(10月、ペルー)中止を受けて、オンラインで取材に対応した。

国際サッカー連盟(FIFA)が24日(日本時間25日未明)、新型コロナウイルスの影響で2大会の中止を発表。反町委員長は「とんでもないクリスマスプレゼントをいただいた。世界の強豪と真剣勝負ができる大会が2つあるのを楽しみにしていたので、悲しい、悔しいのは間違いない。コロナウイルスを憎く思っている」と無念の表情を浮かべた。

貴重な強化の場を失う突然の決定に、代替強化案の検討に入っている。「これからどうするかしっかり考えていかないといけない。世界のチームと勝負する機会を増やし、将来振り返った時に『(強化の)穴がなかったね』というようにしていかないといけない」と語った。

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