松坂世代の鷹・和田 5000万円アップの年俸1・5億円の2年契約でサイン「まだゴールじゃない」 

契約更改したソフトバンクの和田毅投手

ソフトバンクの和田毅投手(39)が25日、ペイペイドームで契約更改に臨み、5000万円アップとなる年俸1・5億円の2年契約でサインした。

今季は16試合に先発して8勝1敗、防御率2・94の好成績をマークした。

プロ入り時に高い意識を持って目標として掲げていたのが40歳現役だった。40歳を超えていくシーズンの複数年契約に「来年、第一線で投げられてこそ達成だと思う。まだゴールじゃない。2年もらえたことで来年ダメだったと言われないようにしたい。また、さらに契約してもらえるようにしたい」と力を込めた。

球界を席巻した「松坂世代」も残りは西武・松坂本人と和田のみとなった。燃え尽きるまで腕を振るつもりだ。

「全員が納得というか、やりきったという表情をして引退していっている。自分もそういうことを考える日が来ると思う。彼らのように『やりきった』『やり残したことはない』と、野球を辞められるのが一番の幸せなことだと思う。年数はもらえたけど、この1球で辞めてもいいくらいの気持ちで。彼らのように完全燃焼できるように頑張りたいと思う」と話した。

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