年の瀬に“ビッグロンドン・ダービー”勃発!アーセナルは宿敵倒し浮上のきっかけを掴めるか ~第15節プレビュー~

プレミアリーグでも屈指の人気を誇る“ビッグロンドン・ダービー”は、対照的な2チームによる一戦となりそうだ。泥沼のリーグ7戦勝利なしで15位に沈むアーセナルと、激しい上位争いを演じるチェルシー。エミレーツ・スタジアムでのダービーはコンディションの差がそのまま結果となるだろうか。

欠場者情報
アーセナル
・ピエール=エメリク・オーバメヤンは、ふくらはぎの負傷で直近2試合を欠場。懸命に回復に励んでおりチェルシー戦で復帰が期待される。
・トーマス・パーティは太もものに痛みを抱え欠場が濃厚。直近のマンチェスター・シティ戦で足を引きずっていたガブリエル・マルチネッリの出場は微妙だ。

チェルシー
・ベン・チルウェルは足首に、リース・ジェームズは膝に問題を抱えており、アーセナル戦や次節アストン・ビラ戦の欠場が決定的だ。
・ハムストリングを痛めていたハキム・ジイェフは復帰が近づいているが、アーセナル戦でピッチに立つかは定かではない。

マッチプレビュー
アーセナル
昨年12月の同カードでは劇的な逆転負けを喫したアーセナル。今節も敗れれば2009年11月以来のホームでリーグ連敗となる。また昨シーズンに同カードは3回実現しており、いずれも先制したチームは勝利を逃す結果に(1分2敗)。8月のFAカップ決勝ではアーセナルが逆転勝利を収めた(2-1)。さらにアーセナルはボクシングデーに行われたホームゲームで12戦負けなしで(10勝2分)、最後に黒星を喫したのは1987年まで遡る。

チェルシー
アーセナルとのリーグ戦では直近17試合で9勝6分と圧倒しているチェルシー。ただ敗れたのはいずれも敵地エミレーツ・スタジアムでの試合だった(2016年9月:1-2、2019年1月:0-2)。また昨シーズンのボクシングデーではサウサンプトンに0-2で黒星を喫し、連続無敗が14回でストップ(9勝5分)。ボクシングデーでの連敗は、1994-95シーズン以来喫していない。

年の瀬にビッグロンドン・ダービー実現※写真 James Williamson - AMA

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