高額ダイヤモンド盗む ベルギー人の男を起訴 <マンハッタン>

ニューヨーク郡のサイラス・ヴァンス・ジュニア地方検事は18日、ベルギー人の男1人が、マンハッタン区の卸売業者から260万ドル相当のダイヤモンドを盗む計画を企てた容疑で起訴された後、保釈金なしで釈放されたと発表した。同日付amニューヨークが伝えた。

ベルギーのアントワープ在住の同被告(41)は、2015年3月から8月の間に行われた、窃盗に関連する第一級重窃盗罪で起訴された。

被告はコストコとつながりのある仲買人を装い、マンハッタン区ミッドタウンのダイヤモンド街にある卸売業者からダイヤを入手。コストコに売る代わりにダイヤを質に入れて、不正な利益を得ていたとされる。

この卸売業者は詐欺の被害にあったことに気付き、被告に対して直ちに残金を返済するか、ダイヤモンドを返却するよう要求した。その後、マンハッタン区の地方検事局に連絡し、同局とNYPDにより捜査が行われた。被告は有罪となれば、最長25年の懲役刑を言い渡される。

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