フィギュアスケート全日本選手権（長野・ビッグハット）のアイスダンスで、デビュー２戦目を迎える注目カップル〝かなだい〟村元哉中（２７）＆高橋大輔（３４＝ともに関大ＫＦＳＣ）組にアクシデントが発生した。
リズムダンスを控えた午前１０時５０分からの公式練習中、曲かけ練習前のスケーティング中に２人揃って後方に転倒。その際、村元の左脚に高橋が乗っかる形となった。
しばらく氷上に倒れ込んだ村元に、高橋は心配そうに寄り添った。２人は一度リンクの外へ出た後、再び戻ってゆっくりと周回。だが、村元はまたもやリンクの外に出て左脚の処置を受けた。
かなだいの曲がかかったものの村元はリンクに戻らず、イスに座ったまま。高橋が一人でリンクで体を動かしていた。結局、村元はリンクに戻らぬまま公式練習は終了した。
練習後、取材に応じた関係者によると、村元が負傷した個所は左ひざ。現在、ドクターの処置を受けてアイシングを行っており、本日の出場は様子を見て考えるという。靭帯の損傷には至ってないとみられる。
練習直後はアドレナリンが出ている状態のため、時間経過とともに症状が変化する可能性があり、陣営は慎重に判断を下す。
〝かなだい〟は今日（２６日）の午後４時０１分からのリズムダンスで全日本の初陣を迎える。フリーダンスは２７日午後３時半～４時１５分に行われる。
