佐世保工逆転負け 全国高校バスケ選手権 残り0.6秒…勝ち越し許す

【男子2回戦、東海大諏訪―佐世保工】第4クオーター、佐世保工のガード馬場(中央)が果敢に攻める=東京体育館(JBA提供)

 バスケットボールの第73回全国高校選手権第3日(ウインターカップ)は25日、東京体育館で男子の2回戦11試合と女子の3回戦8試合が行われ、県勢は男子の佐世保工が東海大諏訪(長野)に88-91で惜敗し、3回戦進出はならなかった。
 佐世保工は第1クオーターにガード松山の連続3点シュートなどで流れをつかみ、前半を42-39で折り返した。後半に入って逆転を許し、第4クオーターの3分には10点差をつけられたが、ここからフォワード立石心らの外角シュートを糸口に再逆転。残り26秒で4点リードを奪ったものの同点とされ、88-88の残り0.6秒に勝ち越しシュートを決められた。
 男子はこのほか、3連覇が懸かる福岡第一、前回準優勝の福岡大大濠、同4強の東山(京都)が順当に2回戦を突破した。女子は3回戦で昭和学院(千葉)が前回準優勝の岐阜女を70-67、2連覇を狙う桜花学園(愛知)は91-54で大阪薫英女学院をそれぞれ退けて準々決勝に進んだ。
 第4日は26日、同会場で男子の3回戦8試合と女子の準々決勝4試合を実施する。

 


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