２０２０年中央競馬の締めの大一番となる第６５回ＧⅠ有馬記念（２７日＝中山競馬場、芝内２５００メートル）の前日発売の最終オッズ（１７時３０分現在）が２６日、ＪＲＡから発表された。
単勝１番人気（３・７倍）は今年の天皇賞・春で連覇を達成し、前走の天皇賞・秋でもアーモンドアイの２着に好走したフィエールマン。３・８倍の僅差で２番人気となったのは宝塚記念に続くグランプリ春秋制覇が期待されるクロノジェネシスとなっている。
フィエールマンは２６日、美浦南の角馬場でじっくりとウオーミングアップを済ませた後、キャンターでＡコースを１周。やる気十分ながらもコントロールの利いた走りで上々の態勢を約束した。見守った手塚調教師は「（ＧⅠを３勝した）京都（の前日）では運動だけだったし、気持ちも乗っているからこれで十分という判断。体も少しプラスで出せそうなので、あとは当日にテンションが上がらなければ」と期待の弁だ。
