羽生結弦 世界選手権出場を想定 全日本出場は「掴み取りたい光に手を伸ばしました」

今大会出場の理由も明かした羽生結弦(代表撮影)

フィギュアスケートの全日本選手権2日目(26日、長野・ビッグハット)、男子フリーが行われ、五輪2連覇の羽生結弦(26=ANA)は215・83点の高得点をマーク。ショートプログラム(SP)との合計319・36点を出し、5年ぶり5度目の優勝を果たした。

羽生は新型コロナウイルス禍の中、あえて出場した理由について改めて言及した。「僕自身の望みというか、すごく個人的な意見なのでそれを貫いていいのかという葛藤が今でもある。でも、世界選手権があるのであれば、少しでも近づいておかないと今後に向けて難しいという思いがあったので、自分自身がつかみ取りたい光に手を伸ばしました」と話した。

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