長崎県北松小値賀町立小値賀小と同校大島分校の6年生計16人が撮影した写真を使ったカレンダーが完成。小値賀の街並みや美しい自然を紹介している。
古里の魅力を再認してもらう町の事業で毎年実施。児童は今春から町教委職員らに助言を受けながら、小値賀の景観の特徴や撮影方法を学び、製作に取り組んだ。
カレンダーは2021年1月から22年4月までの16カ月分で、児童はそれぞれ1カ月分を担当。晴天の柿の浜海水浴場や町営船が留まる港、木造家屋の多い笛吹地区などを載せ、「小値賀の伝統を守っていきたい」「ぜひ来島してほしい」と担当児童がコメントしている。
分校で学ぶ浜田凪紗さん(12)は、大島特有の互助制度「自力更生」の碑を撮影。「島の素晴らしい取り組みの歴史を伝えたい」と話した。
A4判カラーで、1部300円。町内の書店やフェリーターミナルで販売している。問い合わせは町建設課(電0959.56.3111)。
島の景観 カレンダーに 小値賀小と大島分校の6年生
- Published
- 2020/12/26 23:42 (JST)
- Updated
- 2020/12/27 23:49 (JST)
© 株式会社長崎新聞社